2013年9月21日土曜日

怒りの社会(3):学校教育が問題?、いいえ「怒りはコントロールできなくてもよい」

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朝鮮日報 記事入力 : 2013/09/21 07:17
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/21/2013092100020.html

韓国の学校が教えない怒りの抑制、他者への配慮
学校教育が問題

 今年高3になるチョンさん(18)は、普段は静かな性格だが、時々学校で「カッ」となっては怒りを爆発させてしまう。

 昨年の期末テストが終わった後、チョンさんよりもはるかに点数が良かった友人が
 「何点だった? 私は全然勉強しなかったんだ…」
と話し掛けてきた。
 これを聞いたチョンさんは、突然怒りが込み上げてきて友人に怒鳴り散らした。
 チョンさんは
 「頭に来た感情を鎮めるのにあまりにも時間がかかり過ぎて大変だ。
 どうやって怒りを抑えたらいいのか学んでみたい」
と話した。

 しかし、チョンさんが授業中に怒りをコントロールする方法について全く学ばなかったわけではない。
 昨年の1学期は1週間に4時間「生活と倫理」という授業を受けた。
 このうち「人格向上のための生活」というテーマでは、他人との摩擦を平和的に解決する方法について本を読んだ。
 1年生の2学期には 「平和な生活の追求」という道徳の授業で「感情をコントロールする生活態度」について学んだ。

 ところがチョンさんは、「授業で学んだことは実際に感情をコントロールする上で役に立たなかった」という。
 テストに向けて理論を暗記したにすぎなかったのだ。

 「感情をコントロールしなければならない」という抽象的な概念や当為性を、本を通じて学んだだけで終わってしまったわけだ。

■学生「道徳の教科書は覚えることばかり」

 瞬間的に込み上げてくる怒りを抑えることができずに、学校で暴力や暴言に走る学生が増えているが、
韓国の学校教育では他人に対する思いやりや我慢する心、
感情をコントロールする方法などを「理論」でしか教えない
とする指摘は多い。
 従って、頭にくると対話より拳が先に出てしまうのだ。
 人を尊重し、気配りする市民意識の体得ができていないわけだ。

 本紙が小・中・高校の教師らに依頼して、道徳や社会、倫理の教科書の内容を分析した結果、感情をコントロールする方法に関するテーマは、学年ごとに必ず学ぶようになっている。

 例えば、小学校1年の1学期に使用する『正しい生活』という教科書は、友だちと仲良くし、他人に対する気配りを忘れてはならないといった内容で構成されており、2年時の『正しい生活』には、きれいな言葉を使って公の場で礼儀正しく行動する方法について教える項目がある。
 3-6年時には『道徳』と『社会』の教科書にも、忍耐や我慢をしながら規則を守っていく方法、他人に気配りする方法などが書かれている。
 このようにすでに小学校のときから、子どもたちは頭に来ることがあっても、言い返したり、暴力を振るったりしてはいけないということを繰り返して学んできているのだ。
 こうした教育内容は、中・高の教育課程でも引き続き行われている。

 しかし、本紙が小・中・高校生10人に対して、学校で学んだ内容が「カッ」となった時に感情をコントロールする上で役に立ったかと質問したところ、10人全員が「役に立たなかった」と回答した。

 高2のイムさん(17)は
 「道徳の授業も他の科目のように試験のために覚えるといった感じで勉強する。
 教科書の内容は全て正しい内容だが、心に訴え掛けるものがない」
と話す。
 「理論」だけの勉強であって「実践する方法」は学んでいないのだ。

 高3のキムさん(18)は
 「マンションの上の階と下の階で騒音問題が生じた際、学校で学んだように『ちょっと静かにしてください』と何度か丁寧に言ってみたところで解決されず、結局『カッ』となってしまう。小さいころから授業中に他人に対する気配りを忘れず、互いに協力しなければならないと学んだが、実際とは大きく懸け離れている」
と話した。

 中3のイさんは
 「授業時間に腹が立つ状況を実際に演出し、その役割を実際に演じてみることで、実感できるのではないか」
と提案した。

■「実際の状況に対処できる方法を教えることが大切」

 忠清南道にあるミダン小学校のパク・ウンジョン校長(公州大学兼任教授)は
 「韓国の青少年たちが感情をコントロールできなくなってしまった根本原因は、教育課程と実際の現実の間に大きな隔たりがあるためだ。
 12年間にわたって学ぶ教科書の内容は立派だが、教師がこれを表面的にのみ教えて評価するため、『教科書の内容』と『学生たちの内面』は大きく食い違っている」
と分析した。

 また、仁川Weeセンターのキム・ミジン専門カウンセラーは
 「授業中に関連したテーマを扱う際には、班ごとの集まりなどを持って、子どもたちが具体的な葛藤にどのように対処していくべきかを考え、話し合いながら意見を交換する時間を増やさなければならない。
 できれば互いに役割を与えて演劇させるなど、感情が激しくなるシチュエーションを作り出すことが望ましい」
と説明した。


 教育の問題、とてもそうは思えない。
 なにしろ国会でチエーンソーがまかり通る国である。
 これはマスメデイア自体にも問題がある。
 メデイア自体も「カッとなる病」を患っている、としか思えない。
 メデイアが「怒りをコントロールする方法」を学べばもっとよくなるだろうと思うが。
 「愛国無罪」をヨイショする論理では
 怒りよ爆発しろ
といっているようなもんだろうに。
 この矛盾にメデイアが自ら気がついていないようでは、どうにもなるまい。
 メデイアが率先して怒りを煽っている
ようなものである。


朝鮮日報 記事入力 : 2013/09/21 07:05
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/21/2013092100018.html

「韓国の親たちよ、幼児期こそ『我慢』を教えよ」

米紙ワシントン・タイムズのソウル特派員、アンドリュー・サーマン氏に聞く
かんしゃくを起こしやすい韓国人、自制心を失った韓国
外国人が考える解決策


●英国人のアンドリュー・サーマン氏。サーマン氏はケント大学とロンドン大学を卒業し、韓国で15年間特派員として活動している。

 数年前、娘を連れて公園で遊んでいたときに、びっくりすることがあった。
 私は運動しており、当時9歳だった娘のハンナは他の子どもたちと遊んでいた。
 すると突然大声が聞こえてきたので行ってみると、見知らぬ高齢女性がハンナをつかまえ、5歳ほどの孫に「お前もこの子の頭を石で殴れ」と叫んでいた。
 女性は「あなたの娘が私の孫を押し倒したので、孫は仕返しをしなければならない」と興奮した声で私に詰め寄ってきた。

 私はハンナに「すぐ謝りなさい」と言った。
 しかし心の中では大きな衝撃を受けていた。
 その女性は孫に「怒りを覚えたらそれを噴出させなさい」と教えていたからだ。

 全ての韓国人がこの女性と同じようには行動しないだろう。
 しかし韓国では一般的に「急なかんしゃくによる行動」に寛容な傾向があるようだ。

 英国人は感情をコントロールし、いかなる場合でも落ち着いて行動するよう教育される。
 たとえ絶望的な状況でも、冷静さを保ち続けることを最高の美徳と考えるのだ。
 このような価値観を最もよく示すのが、英国の小説家・詩人のキップリングが書いた詩「IF(もし)」だ。
 英国人にとって最もなじみの深い詩の一つだ。

 「もし人が冷静を失い、あなたをとがめたとしても
 /あなたがただ一人冷静さを失わずにいられるなら(中略)
 /もしあなたが勝利と敗北の両方に直面し、その二つを同じように受け入れられるなら(中略)
 /息子よ、あなたは初めて真の男になれるだろう」
 
 もう一度韓国についての話に戻ろう。
 昨年、韓国の伝統音楽の演奏家が私に
 「韓国人の基本的な情緒は『恨』ではなく『興』だ
と言った。
 街中でみんなと楽しく遊んで楽しむことが、韓国人の基本的な情緒だというのだ。
 イタリア人やギリシャ人と同じように、韓国人も本来情熱的だ。
 しかし恨であれ興であれ、どちらも理性ではなく感情という点では同じだ。
 興を強調する見方は、言い換えれば
 「韓国人の基本的な特徴は知性や態度ではなく、感情にある
とも聞こえる。

 もちろん感情も必要だ。
 その点は十分に理解するが、戦闘、競争、論争、交渉のように、短時間で合理的な決定を下すべきときに、感情はマイナスにはなってもプラスはもたらさない。

 問題は、韓国には人を興奮させる悪いロールモデル(手本)があまりにも多いという点にある。
 韓国の映画やドラマを見ると、タレントは何かちょっとしたことですぐ火山のように爆発する。

 現実の世界でも同じだ。
 時にはエリートと思われる人もすぐかっとなる。
 大企業のトップは自分の気にくわない行動を取った人間をつかまえて殴る。
 彼らの子どもたちもすぐかっとなり、ホテルの部屋の器物を破壊する。
 国会議員は興奮すると、国会内でさえ人目をはばからず乱闘に加わる。
 しかも
 このような行動を取った人間が処罰されることはほとんどない。
 そのためこうした人たちは国民に
 「怒りはコントロールできなくてもよい
というメッセージを与えてしまっているのだ。

 韓国社会がこのような状況になった理由の一つに「自由放任的な養育」がある。
 かつて韓国人は大家族の中で厳しく育てられた。
 しかし核家族が増えた影響で、韓国人は徐々に子どもに対し、やりたい放題やらせておくようになった。

 韓国の伝統文化には「タルチュム(仮面舞踊の一種)」や「クッ(みこによる占いの儀式)」のように情熱を強調するものもあれば「参禅」や「書」「武芸」のように冷静さを育てるものもある。
 「情熱」と「冷静さ」がバランスを保っていた時代の韓国人は、今とは多くの面で違っていた。
 私はこれまで韓国戦争(朝鮮戦争)に従軍した海外の兵士に何度もインタビューしたことがある。
 海外の兵士たちが目にした1950年代の韓国は、日常の生活さえ事欠く本当に苦しい国だった。
 しかしそれでも当時の韓国人は苦痛を黙々と受け入れていた。
 老兵たちはそのような韓国人の姿に感嘆していた。

 「情熱」と「冷静さ」のバランスが崩れた今、韓国人は「感情の節制」よりも「感情の無節制」に傾いている。
 しかし本来、子どもたちには幼いころから感情の節制を教えなければならないはずだ。
 そうすれば「カッとする」ことで起こる社会問題は必ず減る。
 学校で感情をコントロールする時間を設けても解決にならない。
 社会全体が変わらなければ、今後も保護者や教師は学校で「カッとする」子どもたちにビクビクしなければならないだろう。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/09/21 06:59
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/21/2013092100017.html

「カッ」となる韓国人、暴言が悲劇招くケースも



 「旧正月(2月10日)に集まれば遊ぶ(騒ぐ)ことだってあるだろう。
 この野郎、そんなことも大目に見られないのか」

 旧正月連休にマンションの騒音をめぐり口論になり、上の階のきょうだいを殺害した男(45)が、被害者たちから浴びせられた言葉だ。
 こうした暴力的で相手を見下す「言葉」が引き金となる事件が、近ごろ相次いでいる。
 専門家たちは「韓国人はすぐに荒っぽい言葉や暴言を口にし、感情を爆発させやすい」と指摘している。

 昨年11月、慶尚南道陜川郡の小学校で50代の教諭が怒りをこらえきれず、女子児童の頬を続けざまにたたいた事件も、過激な言葉が引き金だった。
 教諭は授業をきちんと受けていなかった女子児童に罰を与えたところ、ふざけるのをやめなかったため、この児童の服をつかんで押しのけた。
 転んでロッカーに頭をぶつけた児童が逆上し
 「この野郎、何様のつもりなんだ。私の母親は学校の運営委員だ」
などとののしると、教諭は激高し児童の頬を数回たたいた。

 相手に馬鹿にされたことでかっとなり暴力を振るう事件は、学校でしばしば発生している。
 昨年9月、ソウル市の小学校では、小4児童が授業中「お前はどうしてこれしかできないのか」とからかった友人を鉛筆で刺すという事件が起こった。

 「ギャンブルでカネを失ったことを軽蔑され、腹が立って殺した」
 「汚いと言われ、かっとなって殺した」
など、相手を侮辱・軽視する言葉が殺人事件に発展するケースも少なくない。
 ギャンブルでカネを失った50代の男は友人を殺し、小言を言われた息子は母親を殺害した。

 仁済大学ソウル・ペク病院精神健康医学科のウ・ジョンミン教授は
 「韓国人は腹が立つと荒っぽい言葉を口にすることに慣れている。
 米国などの先進国では言葉の暴力を深刻に捉えており、学校で生徒が『殺してやる』などと言えばすぐに校長室に呼ばれるが、韓国では生徒が同じ言葉を口にしても仲直りしろと言うだけだ」
と語った。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/09/21 06:55
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/21/2013092100016.html

韓国でもすぐカッとなる「暴走老人」が増加
61歳以上の凶悪・暴力犯、5年間で最高2.5倍に増加



 2月28日の退勤ラッシュ時、ソウル地下鉄7号線の車両に乗った男(63)は、席に座っていた乗客の男性(58)に突然「若いやつが年寄りに席も譲らないのか」と声を荒らげた。
 男性が座っていた席は優先席ではない一般の席だった。
 男性が「一般の席なのになぜ私が譲らなければいけないのか」と答えると、急に興奮した男は男性に「その口の利き方は何だ」と顔を赤くして怒った。
 興奮を抑えられない男はもともと降りるはずだった駅を乗り過ごしてしまい、席に座っていた男性が目的地に到着して降りると後について降りた。
 駅舎の外まで追い掛けていった男は男性の胸元をつかみ暴行を加えた。
 まさに「暴走老人」だった。
 すぐに興奮する高齢者、感情が爆発し犯罪を起こしてしまう高齢者が韓国社会に増えている。
 「暴走老人」という用語は2000年代半ばに日本社会で高齢者による犯罪が急増したときに作られた新造語だ。
 日本では『暴走老人』というタイトルの本も出版された。

 韓国社会が「暴走老人社会」になりつつあるという事実は、数値でも証明されている。
 警察大学治安政策研究所によると、61歳以上の高齢犯罪者の人口比(人口10万人当たり)の犯罪者数は2001年の1076人から10年には1923人へと78%増加した。
 同期間に、犯罪者全体の人口比が低下したのとは正反対の傾向だ。

 一般的な犯罪だけでなく、暴走老人社会の老人たちは、常習凶悪犯の専売特許と考えられてきた凶悪・窃盗・暴力犯罪まで起こしている。
 昨年10月、忠清南道公州市では、女性に性的暴行を加えようとして未遂に終わり、その後女性宅に火を付けた男(60)が逮捕された。
 この男は隣に住む女性(54)に性的暴行を加えようとして失敗し、ティッシュペーパーにライターで火を付けてリビングに投げ込んだ。
 この火災で家屋33平方メートルと家財道具が全て焼失した。
 さらに同年10月、京畿道利川市では75歳の男が離婚した妻と妻の母親を凶器で刺して殺害し、同年4月、ソウルでは70歳の男が地下鉄で体がぶつかったという理由で別の70代の男性を殴り殺すという事件が発生した。
 同年10月、京畿道華城市では83歳の男が小学生の女児に性的暴行を加えて逮捕された。

 警察庁によると、11年に凶悪犯罪を起こした容疑者のうち61歳以上の高齢者は1321人で、暴力犯罪を起こした高齢者は2万3979人に達した。
 これは5年前と比べ約2.5倍の数値だ。

 高齢者による犯罪が最近になって急増している理由は何だろうか。
 専門家は
 「100歳時代という言葉が登場するほど平均寿命が長くなったのに対し、60歳を過ぎると依然として『余剰』として扱う社会認識が衝突するために起きている現象」
と分析する。
 京畿大警察行政学科のファン・イガプ教授は
 「60歳前には仕事もし、それなりに権力もあった人たちは、60歳を過ぎても『自分はまだ若い』と考える時代になったが、社会の視線はそうではないため疎外感や喪失感を感じ、それが犯罪として表れている」
と話した。
 漢陽大警察行政学科のヨム・ゴンリョン教授は
 「結局『暴走老人』の増加は、『われわれを透明人間扱いしないでほしい』という高齢者たちの切迫した叫びであり切実な発信音。
 社会のさまざまな側面で疎外されている高齢者たちを一日でも早く社会的ネットワークに呼び戻さなければならない」
と話した。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/09/19 08:06
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/19/2013091900036.html

ネット上のトラブルが現実のけんかに
インターネットでも小さなことで怒り噴出

 昨年2月、女子高校生のクォンさん(17)は友人の女子生徒(17)を警察に訴えた。
 理由は、自分の好きなアイドルグループを卑下したからだ。
 発端は、友人がツイッター(簡易投稿サイト)に書き込んだ、アイドルグループに対する悪口だった。
 これを見たクォンさんは「あなたが好きなグループも情けない」と返信した。
 かっとなった友人はすぐに、クォンさんの好きなグループに関する性的な悪口を6回にわたりツイッターに書き込んだ。
 警察の関係者は「インターネット上のささいなけんかがきっかけで訴えるという案件が、1日数十件に上る」と話した。

 昨年5月には30代の男性2人が、オンラインゲームで悪口を言い合ううちに実際にけんかになり警察に立件されるという事件も起きた。
 ある男性(31)が悪口を言うと、友人(38)はすぐに男性の名前と住所、連絡先などを調べ、江原道江陵市にある男性の家まで押し掛けて「俺は今日お前を殺しに来た」と暴力を振るった。
 昨年1月には、10代の男子学生がインターネットに掲載した自分の写真に「太っている」とコメントされたとして、コメントを書き込んだ友人と実際に会ってけんかに発展するという事件もあった。

 ささいなことに「かっと」なるようなけんかは現実だけでなくオンライン上でも頻繁に起きている。
 韓国インターネット振興院が昨年調査した「インターネット倫理文化の実態」によると、インターネット利用者全体の27%が悪質な書き込みを行ったことがあると回答し、そのうち悪口やわいせつな言葉を含む書き込みが51%、人格攻撃を含む書き込みは21.8%に上った。
 そのような書き込みを行った理由は「他の人のせいで気分を害した」が48.6%と最も高かった。

 限度をコントロールできない「インターネットのけんか」は、現実にまで影響を及ぼす。
 例えば「個人情報の暴露」や「リアル攻撃(ゲームの相手に現実に会って攻撃すること)」、「魔女狩り(公の場で悪口を言うこと)」など、現実世界でも影響力を行使して自身の怒りを解消する。
 個人情報を暴露したことがあるというイさん(23)は、「最近はカカオストーリーのようなスマートフォンのメッセンジャーアプリやフェイスブックなどを多くの人が利用しており、10分以内に全て調べることができる。けんかを売ってきたり、腹だたしいことをしたりする人たちが主なターゲットとなる」と話した。


 似たもの国家である中国の「怒り」について
は何しろユーチューブ上に数々のケンカ動画が掲載されていることからもわかる。
 特に女同士のケンカがこれがすさまじのだが。
 中国の女は暴力的で強い。


 レコードチャイナ 配信日時:2013年9月21日 20時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76992&type=0

中国のインターネットは“怒りの感情が極度に強い”―米紙

 2013年9月16日、米紙ワシントンポスト電子版は、北京航空宇宙大学によるマイクロブログ上の感情を分析した研究を取り上げた。
 17日、参考消息網が伝えた。

 北京航空宇宙大学の研究チームは中国のマイクロブログ大手・新浪微博の書き込み7000万件を資料として、
 ●.怒り、
 ●.嫌悪、
 ●.喜び、
 ●.落ち込み
という4つの感情がソーシャルメディアでどう広がるかを分析した。
 その結果、
 転載されたり何らかのリアクションを招くのは、怒りの書き込みが圧倒的に多い
ことが明らかとなった。

 ネットで急速に広がる怒りにどう対応するべきかを考えなければならない。
 実名制の導入がその助けになるとの主張もあるが、本当に効果があるかは定かではない。
 ただ多くの研究者が一致しているのは、EQ、すなわち心の知能指数こそが、インターネットを温かな世界に変えるために役立つ能力だということだ。

 米紙ニューヨークタイムズによると、
 小学校こそ社会と付き合う感情を学ぶための絶好の場所だという。
 そうして身につけたEQは就職、婚姻、学校での付き合いなどさまざまな場所で役立つものになるという。


 韓国の小学校は「怒りを教える場」のようである。
 そうして
 そこで身につけたEQは、就職婚姻学校で勝利をかちとるために、様々な場所で役立つ
と言うことのようだ。
 法則は一つ、「強い奴が勝つ」。
 そのためには「怒り」が必要になる。
 「怒り」はパワーを与えるからだ。
 韓国のマスメデイアはそう教えているような発信をする。


サーチナニュース 2013/09/23(月) 16:33
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0923&f=national_0923_031.shtml

韓国の小中高校生7.2%、精神・行動の発達に問題抱える

  韓国教育省は23日、全国の小中高校生のうち7.2%が精神や行動の発達に問題を抱え、カウンセリングを必要としていることを明らかにした。
 2.2%は自殺を考えるほどの危険なレベルにあった。
 複数の韓国メディアが報じた。

  同省は2013年5月-7月にかけ、小学校1、4年生、中学校1年生、高校1年生の計211万9962人を対象に「学生情緒行動特性検査」を実施した結果、
 全体の7.2%にあたる15万2640人がカウンセリングを必要とする「関心群」に分類された。

  自殺を考えるなど危険水準にあり、専門機関にカウンセリングを優先的に依頼する必要がある「優先管理群」は4万6104人(2.2%)だった。

  「関心群」は小学生が3万685人(3.4%)、中学生が6万5840人(11.0%)、高校生が5万6115人(9.0%)。
 「優先管理群」は小学生0.7%、中学生3.5%、高校生3.0%となり、中学生がもっとも精神的に不安定であることが分かった。

  「関心群」を男女別でみると、女子学生が7万7000人(7.6%)、男子学生が7万4000人(6.8%)で女子学生の方が高かった。

  同省は、検査で精神的に不安定な状態にあることが分かった学生に対し、各学校でカウンセリングを行い、治療が必要な場合は専門機関と連携して支援する方針という。




【「底知らず不況」へ向かう韓国】


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